ヘアカラータイプの白髪染めで髪や頭皮が傷む理由

ヘアカラータイプの白髪染めを使っていたら、髪や頭皮が傷んでしまったということを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

ヘアカラータイプの白髪染めは、基本的に1剤と2剤を混ぜ合わせて使いますが、これらの薬剤が化学変化を起こすことで白髪を染めるという仕組みになっています。

1剤には酸化染料やアルカリ剤が配合されていて、2剤には酸化剤が使われています。
これらの物質の中でも、髪や頭皮の傷みの原因となるのはアルカリ剤です。

アルカリ剤は髪の毛を保護するために覆われているキューティクルを開かせる、という働きを持っています。
キューティクルが閉じたままだと、染料などの薬剤が内部に浸透しないので、髪の染まり具合が悪くなってしまうため、ヘアカラータイプはアルカリ剤を配合して綺麗に染まるようになっているのです。

ただし、キューティクルというのは、外部の刺激から髪を守ったり、内部の水分が蒸散しないようにする働きをしてくれています。
そのキューティクルを薬剤の力で無理やり開かせてしまうのですから、いくら染料などがしっかり浸透して染まりがよくなるといっても、その分髪は傷んでしまいます。

それに一度開いたキューティクルは、すぐに閉じることが出来ないため、開いている間に内部の水分がどんどん蒸発してしまい、髪がぱさぱさになってさらに傷みやすくなるという悪循環が起こります。

また、タンパク質で構成されているキューティクルを開くぐらい強い力を持ったアルカリ剤は、同じようにタンパク質で構成された頭皮にもダメージを与えます。
もちろん髪と頭皮は性質がまったく違いますが、タンパク質を元に構成されているというのは同じなので、アルカリ剤を使用することで頭皮も傷んでしまうのですね。

頭皮が傷むと、毛根組織の働きにも影響を与えるので、白髪が増えたり抜け毛が引き起こされるようになってしまいます。
このような状態を防ぐにはアルカリ剤を使わないのが一番ですが、ヘアカラータイプにはすべて含まれているので、髪や頭皮を傷めることなく染めるにはヘアカラータイプを使わないようにしましょう。

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